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「服を着るならこんなふうに」3巻を読んでみたので、備忘録も兼ねてレビューしてみたいと思います。
3巻は1巻と2巻で紹介されていたアイテムをベースにしながらファンションに色物を取り入れてみたり、ブレスレットといった小物にも挑戦してみようみたいな内容でした。
正直自分のような初心者は自発的には挑戦してみようとはなかなか思えない(笑)感じのアイテムたちでした。
ただこの本を読んでみると少し背伸びする気持ちで挑戦してみようと思える内容でした。
季節が冬から春夏に変わるので衣替えなどのイベントも発生しています。
チェックポイント
・モノトーンコーデに色物を取りいれる
・ハットやブレスレット、革靴に挑戦してみよう
・手持ちの服を管理するアプリがある
ファッション弱者が「服を着るならこんなふうに」で勉強してみた【1巻】 (tabo555blog.com)
ファッション弱者が「服を着るならこんなふうに」で勉強してみた【2巻】 (tabo555blog.com)
色物を取り入れてみよう
1巻,2巻では黒や白を中心にモノトーン系統の色でまとめたファッションがおすすめされていました。
ファッション初心者にモノトーン色がおすすめな理由は、初心者でも簡単に大人っぽくおしゃれに見せることができるからでした。
3巻ではモノトーンコーデからさらに進歩して色物を取り入れてみようという内容でした。
ファッション初心者がモノトーンの次に取り入れる色は赤、緑、青といった原色ではなく白や黒に近い色から取り入れるのがおすすめされています。
具体的にお勧めされているのはダークトーンやペールトーンといった黒や白に近い色です。
チェックポイント
・ダークトーン:純色に黒を混ぜた黒に近い色。ネイビーやカーキーなど
・ペールトーン:純色に白を混ぜたような淡く澄んだような色。 ピンクや水色など
ダークトーンは少し前のトレンドかも
早速コーデをググってみたところダークトーンのコーデは掲載自体ほとんどありませんでした。
特集ページも2018年の記事なので結構昔の印象(ちなみにこの3巻は2018年発刊)
wearというコーディネートを紹介しているアプリでも調べてみたのですが、あまり掲載もないので2023年の時点ではトレンドではなさそうです。
なので参考になりそうなコーディネートがなかったので見送り
ペールトーンのアイテムを購入してみた。
逆にペールトーンのコーデは2022年の特集がありwearでも結構乗っていました。
ペールトーンを攻略!最旬コーデ術。今年のメンズコーデの正解♪
というわけでペールトーンのアイテムを買ってみました。
買ったのがLAKOREというブランドのペールブルー(表記はブルー)のキーネックレイヤーです。
この服はレイヤード形式になっていて一着で簡単におしゃれに見せられることができます。
レイヤード(重ね着)について
レイヤードという用語はもちろん知らなかったのですが、ファッションでは重ね着を意味します。
レイヤードとは、「積み重ねる」「層をなした」「重ねた」という意味。ファッションでは、重ね着することをいう。ニットやスウェットにシャツを重ねる、ワンピースの下にパンツを重ねるなどさまざまな組み合わせ方があり、それらを総称して「レイヤードコーデ」と呼ぶ。 斬新さや意外性のあるファッションに対し寛容になった、1960〜1970年代に流行したスタイリング。日常の着まわし幅が広がるため、最近では男女問わず多くの人に取り入れられている。
Niau レイヤード(layered)とはより引用
レイヤードをファッションに取り入れるなら、上下の服の組み合わせ(色含む)が重要だそうです。
下に着るトップスやインナーを裾・襟・袖などからしっかりと見せていることが、レイヤードスタイルのポイントとなります。
レイヤードを取り入れたコーデも調べてはみたのですが、正直これは手に負えないなという感じですね(笑)
レイヤードスタイルとは?重ね着コーデをおしゃれに仕上げる方法を徹底解説
レベルが違いすぎて自分の感覚とは180度真逆って感じ。
そもそもインナーならレイヤードにしてもいいのか?アンダーシャツでもレイヤードにしていいのかとかそのあたりも調べてもよくわかりませんでした。
初心者は、レイヤードを取り入れたいなら既製品を買った方が賢明という感じです。
その他のレコメンドアイテムを検討してみた
色物以外にはミリタリージャケットやハットなど初心者にはなかなかハードルが高くて挑戦しにくいアイテムも紹介されていました。
ミリタリージャケット
ミリタリージャケットはとりあえずスルーしました。単純に季節じゃないので。
ミリタリージャケットがおススメされる理由は実用性と機能性が求められるので、無駄の少ない、シンプルの作りだから。
たしかに画像を見るとシルエットはすっきりしていて、大人っぽい・スマートな印象を与えられそうです。
ハット
ハットは元々スーツと組み合わせるドレスライクな印象のアイテムとのことです。
帽子は靴と同じように視線が集中するのでコーディネートへの影響が大きく、夏にTシャツとデニムというかなりカジュアルなコーディネートでもハットを加えればなんとなくオシャレな印象にすることができるくらいです。
ハットはGUで購入してみました。(UVカットツイルバケットハット/1,990円)
真上から被るのではなく斜め後ろから軽く被るのがオシャレに見せるコツとのことです。
個人的にハットはオシャレアイテムだと思っていましたが、頑張って被ってみたら結構慣れました。
ハットに限らず、自分にはハードル高いと感じているアイテムやファッションもとりあえず着てみて人の集まる駅ビルとかで買い物をしたりしてみると克服できるなと思いました。
あと不思議と自分が着用するようになると街中で同じようにハットを被っている人がよく目に付くようになりました。カラーバス効果?みたいなものかもしれません。
革靴
革靴を仕事以外で履くなんて想像していませんでした。
ただ確かにスニーカーとは全く違う大人っぽい印象を与えられそうなので購入してみました。
残念ながら?仕事で履いている革靴はフォーマルよりで普段履きには適さなそうなので新たに少しカジュアルよりの革靴を調べて購入してみました。
といっても一口に革靴といっても歴史が長い分、色々派生して種類があります。ただ大まかに分けると以下の3種類に分類されます。※諸説あり
- プレーントゥ:シンプルかつフォーマルでビジネス向き
- Uチップ:フォーマルとカジュアルの中間。つま先にU字の装飾がある革靴
- ウイングチップ:柄が多く派手でカジュアルな印象を与える
その他に代表的なのはストレートチップ、ポストマンシューズ、ローファーなどなど
革靴の種類別に説明していて分かりやすかったサイトは以下です。なので詳しくは下記サイト参照。
ビジネス&カジュアルで大活躍。革靴Uチップの人気モデル10選を徹底紹介【基本知識もしっかりカバー】 – 明治生まれの靴博士 (shoe-collection.jp)
たまたま仕事で使っていたのは一番シンプルでビジネス向けのプレーントゥの革靴でした。
ビジネスには最適ですが普段履きするにはフォーマルすぎるので中間に位置するUチップタイプの革靴を1足購入してみることにしました。
あと革靴には外羽根と内羽根という差異もあります。ビジネスやカジュアル用途で使うのであれば外羽根式を選んでおけばOK問題ないらしいです。
詳しくは下記サイト参照。
スーツに合うビジネスシューズの選び方の基本|アシックス商事 公式サイト・通販 (asics-trading.co.jp)
Uチップの革靴を購入
購入したUチップの製品名称は「大人のモカシンレザーシューズ 革靴」で購入価格は9,800円です。ブランドはDcollection。
購入してみた感想としては、1万円以下で比較的買いやすい価格帯としてはかなり高級感あるつくりで歩きやすい印象です。見た目は光沢もあり高級感がちゃんとある印象です。
床皮(とこがわ)という厚さを揃える際に切り落とされる部位ですが、天然素材を使用しており、表面にポリウレタン樹脂でコーティングをして価格以上の高級感を出ています。
街中で少し意識してみると普段着で足元革靴という人は多くないので結構オシャレな人という印象を与えられるかもしれません。(別に渋谷や原宿といったオシャレな街で観察したわけではない。)
足元にスニーカを履くよりも断然大人らしくしてくれます。さらに黒を購入したので黒のパンツと合わせて足長効果も期待できます。
試着せずに靴を通販で買うのは不安という人も多いと思います。
Dcollectionの場合は返品交換は無料のため、合うサイズを選択することができます。(※到着後8日間以内の返送など諸条件あり)
大人のモカシンレザーシューズ 革靴の商品ページは下記画像をクリックすれば確認可能です。
ブレスレット
ブレスレットも今回人生で初めて購入してみました。
ブレスレットは半そでを着る夏には是非とも取り入れたいアイテムです。
というのは視線を集める三首(首・足首・手首)の中でも夏は特に目立つのが手首。
なので手首に何か着けているだけでオシャレに見えてしまうという非常にコスパのいいアイテムのようです。
ファッション初心者にとって問題なのは慣れくらいかな(笑)という感じです。
夏のトップス
夏に無地のTシャツ一枚だと地味すぎるので手首にアクセサリーがおすすめ
もしくは色味の少ないかつプリント面積が小さいTシャツ
手持ちの服を把握しておこう
3巻ではその他に、自分の手持ちのアイテムを把握することをおすすめしていました。
実際に手持ちの服を引っ張り出してみて分かったのは、自分の持っている服がどんな特徴の服か分からないということです。
以前までは試着してなんとなくいい感じだったから買うみたいなことがほとんどでした。
何となくで選んでいたせいで買った服の特徴を把握できておらず、結局他の服との組み合わせ方が分からず持て余していた服がたくさんありました。
この本のおかげでドレスっぽい服かカジュアルっぽい服とかは気にするようになりました。
でも実物見てもズボンがテーパードしているとか材質が違うとかはあんまりピンとこないですね。
実物を見ても特徴が分からないのは、やっぱり本質的には興味がないからだと思います。
服を管理するアプリ「JUSCLO」を使ってみた
というわけで手持ちの服を特徴含めて管理する方法ないか調べたところ、服を管理するためのアプリがいくつかありました。便利な時代。
実際に使用を始めたのは「JUSCLO」というアプリです。
下の写真のように、スマホで写真を撮って一覧で洋服を管理できます。
さらにアイテムごとに個別ページもあり、ブランド名の記載やメモ欄に製品の特長を記載しておくことができます。
なので実物を見ても特徴がよくわからない自分のような人間でもアイテムの特長を後からでも把握することができます。
一応ユニクロというかファーストリテイリングなど各ブランドで提供しているアプリでも購入記録は残ります。
ただ色々なアプリに情報が分散すると結局調べるのが面倒or調べきれなくなるのが用意に想像できました。
なのでJUSCLOのようなひとつのアプリにに集約したほうがいいかなというのが結論です。
出てきた、調べてみた用語まとめ
出てきた用語や調べてみた用語について記載しておきます。
ハイゲージ・ミドルゲージ・ローケージ
ニットやカーディガンなどで使われる用語。網目の細かさを表す。ハイのほうがモコモコしていて暖かい印象。ローゲージは網目が細かく、春秋でも使える。
製品名ではハイゲージとか8ゲージと表記される。
ゲージとは1インチの間に編針が何本あるか表す指標。数が多いほど編針が多いので目が細かくなりハイゲージとなる。
- ハイゲージ:12ゲージ以上。生地のように柔らかで光沢がある。
- ミドルゲージ7~10ゲージくらい。厚すぎず着やすい肉厚感が魅力。
- ローゲージ:5ゲージ以下。柔らかさがありカジュアルな印象。
分かりやすかったサイトは下記。
知っておきたい服のコト。ニットの表情を決める”ゲージ” (lillylynque.com)
タッキースタイル
タッキーとは直訳すると悪趣味を意味します。
モノトーンのシンプルコーデが定着した反動で生まれたファッション。
無地で黒白を基本とするモノトーンとはド派手な柄・色が特徴。
調べた限り2016~2018年くらいの流行で今は下火っぽい。
タッキースタイルは下の画像のようなイメージ
服の素材について~大きく2つに分けられる~
何となく聞いたことあるな程度にとどまっていた服の素材についてもこの機会に簡単に調べてみました。
まず服の素材は大きく2つに分けられます。天然繊維と化学繊維です。
さらにこの2つがさらに細かく分類されるとなんとなく聞き覚えのある用語が出てきます。
- 天然繊維:①コットン(綿)②リネン(麻)③シルク(絹)④ウール(毛)⑤カシミヤ(毛)など
- 化学繊維:ポリエステル・ナイロン・レーヨン・アクリル・ポリウレタンなど
天然繊維のうち①②は植物繊維。③④⑤は動物繊維に分類される。
各繊維の具体的な特徴や管理や洗濯時の注意点は下記サイト参照。
服の生地に使われる素材の種類を一覧で解説!季節別のおすすめはどれ? (descente.co.jp)
まとめ~どんなアイテムをどんな順番で買うかが分かるのがメリット~
3巻では夏のコーディネートといった汎用的な内容だけでなく、ハット、ブレスレット、革靴といったあんまり服に興味がない人は尻込みしてしまうようなアイテムもおすすめされていました。
結局ファッション初心者は何のアイテムを、どんな順番で買えばいいのか分からない人が多いと思います。
自分もファッション雑誌を読んでみても結局何から買えばいいのか分からず、結局着なかったらお金ももったいないので結局何も買わずじまいということばかりでした。
その問題が「服を着るならこんなふうに」シリーズを読むことで解決できていると感じました。
「服を着るならこんなふうに」シリーズは1巻でまずモノトーンのコーディネートが組めるようにキレイ目のボトムス・トップス・靴が紹介されていました。
まず最初にボトムス・トップス・靴というファッションのベースとなるアイテムも揃えられたので、3巻で紹介されていたようなハット、ブレスレット、革靴といったちょっと敷居の高い印象のアイテムにも挑戦してみることができました。
このシリーズを最初から読んでいけば、少しずつステップアップしていけるのでそこが魅力だと3巻まで読んで気付きました。
とりあえず4巻以降も読んでみたいと思います。